newzealand woodturner part14  ニュージーランドのウッドターナー その14
お客さんの前でのデモンストレーションには色々と学ぶ処があります。
タウボにある、木工クラフトショップ、時々遊びに来させてもらっています。
オーナーのCHRIS GUYとても親切なおじさんで有ります。
商品の数々。
この店の、売り物の1つ其れは、デモンストレーションです。
観光客の興味を引くのは、手作りと言うことと、洗練された作業です。
安全のため、フェイスマスクは必要不可欠。
良く乾燥している材料達、整理整頓は作業能率を助け、観光客の人達が見ても気持ちが良いと思います。
彫刻刀のホルダー、必要な彫刻刀だけをホルダーに乗せて作業の効率を良くしています。
タナー、オークランドにある木工ろくろ制作所の機械で、私が好きなのは、このハンドブレーキでありますが、
以前タナーを訪問した時に注文しようと思ったら現在は製造していないと言うことでした。
製造しない理由は、以前このブレーキで誰かが怪我をしたのが話の発端だそうです、くれぐれも怪我には気を付けましょう。
作る物の大きさに合わせて,吸い込み口の長さが簡単に調整できる様に、長さの違う塩ビのパイプ
を用意しておきます。
深いツボなどを作るときの為のパターン型です。
こちらは、番数の違うサンドペーパーを小さなラックで整理しています。
作業開始。
全ての作業は、その迫力とスピードがお客さんの感心を引きつけ、そして商品の販売へと結びつくのです。
見せ場は、見せ場でダイナミックに、仕上げは仕上げでメリハリをつけて慎重に。
短時間で出来るモデルを選ぶのも、プロの勘所。
ベルトの交換、こういった作業をいかに素早く片づけるかもプロの勘所、お客さんは待っていません。
とにかく、スピードです
最近は、スピードアップの為電動工具を至る処に取り入れています。
ボールゲージで内側を彫ります。
テールストックに大口径の木工ドリルの刃をとりつけ、皿の最深部の設定をします。
電動サンディングで仕上げ、とにかくスピード。流れるようなスピード。これが勘所。
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